自賠責保険では過失割合は存在しない!?


自賠責保険とは交通事故の「被害者保護の目的」で作られた保険です。
したがって、一般の任意保険と比較して、被害者側に有利に設定されています。
その一つが過失割合です。

任意保険においては、示談の際に過失割合が厳密に決定され、保険金額から過失割合が引かれてしまいます。
ところが自賠責保険では、一定の割合までは被害者の過失は考慮されず、過失がなかったものとして扱われることとなります。

とはいえ、被害者に責任がある場合にも過失が考慮されないのも合理的ではありません。
自賠責保険においても、被害者に「重大な過失」がある際には、ある程度過失相殺されることになっています。
重大な過失とは、被害者の過失が7割以上を占めている場合を指します。

被害者の過失が10割の場合は、加害者には全く責任を問われません。
加害者の責任が無しとなると、保険自体の適用がないので、自賠責保険といえども支払われないことになります。





フェリス整骨院・マッサージ院(武蔵関駅院)
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